2026年11月1日以降、日本の免税の買い物は店頭で税込価格を払い、税額は出国時の税関確認のあとに戻ります — 観光庁 旅行者向けページ(2026年11月2日確認)。
店に何が残るかは、国税庁の免税店向けQ&Aにほぼ答えがあります。店は買い物の記録を国税庁のシステムに送り、税関確認の情報とあわせて約7年間保存します — 国税庁 Q&A(2026年11月2日確認)。
手続きのあと、店には何が残るのですか
答えは2つに分かれます。1つは記録の中身です。パスポートの情報、店、日付、品名・数量・税抜価格などで、店はこれを国税庁のシステムに送り、税関はそれに基づいて確認します。だからこそ出国時の段取りが、誰かが書類を街から運んでこなくてもその買い物にたどり着けます。もう1つは期間です。店は記録と税関確認の情報を、販売した課税期間の末日の翌日から2か月たった日から7年間、データか印刷した紙で保存します。パスポートの情報を記録と別に管理・保存する必要はない、とも書かれています。
ここまでが決まりです。ある店がどのレジのシステムや棚を使うかはその店の運用で、それを名指しするページは、立ったこともないカウンターを描写していることになります。
ですからこの記事は「店はパスポートの写しを保管します」とは書きません。Q&Aは情報を別に保存することを求めておらず、写しを取る店については触れていません。資料が書いていることだけを書き、そのうえで旅行者が実際に動かせる部分に移ります。自分の手元に何を持てるのか、聞かれたら何を答えられるのか、の2つです。
- 記録はパスポートに紐づいていて、袋の中の紙切れに紐づいているのではありません。買い物はレジで見せたパスポートに紐づいて記録されるので、身元になるのはもともと持ち歩いているものです。
- 出国時の段取りとして資料が名前を挙げているのはパスポートです。端末がそれを読み、判定で品物の実物を見せるかどうかが決まります — 税関(2026年11月2日確認)。
- 端末でレシートは必須ではありません。端末や検査でレシートの所持や提示は必ずしも必要ありませんが、税関が任意で見せてもらうことはあります — 観光庁 免税店向け FAQ 問8(2026年11月2日確認)。それでも、店の書庫についての推測より、自分のポケットに入ったレシートのほうが役に立ちます。
- 自分の控えを作るのはただです。店・日付・合計の3つは、カウンターでの問いがだいたいそこから始まる3つです。
- 返金方法は店で異なります。銀行振込・クレジットカード送金・アプリ送金・空海港内の現金などが例に挙がっています — 観光庁 旅行者向け FAQ(2026年11月2日確認)。
自分の手元に何を残すか、レジから出国口までの間は紙と画面のどちらが働くかは紙とデータの控えのページで扱っています。
1回の買い物はレジから出国口まで何を持っていくのですか
つながりは短いものです。この話の不安の多くは、公表された説明に無い環を想像するところから来ます。
- レジで見せたパスポート。買い物はそれに紐づいて記録され、出国時の段取りが読むのもその記録です。
- 店で払う税込価格。税額はレジで引かれるのではなく、出国時の段取りのあとに戻ります。
- 出国時の確認。端末がパスポートを読み、その判定で品物を見せるかどうかが決まります — 税関(2026年11月2日確認)。
- 店と返金事業者が決める返金方法。店が直接返金する場合と、事業者に委託する場合があります — 全国免税店協会(2026年11月2日確認)。
- 買った日の翌日から数えて90日。その中で、出国時に税関確認を受けます。
- 買い手は非居住者。在留資格が短期滞在の外国人旅行者などです。
この並びを「一緒に移動する書類」を探しながら読むと、名指しで出てくるものはありません。移動するのはパスポートです。だからここでの実務的な助言は地味になります。パスポートを大事に持ち、自分の控えを自分で持ち、店の棚の中を想像するのはやめる、の3つです。カウンターでの手順そのものはレジでの手順のページで扱っています。
2026年11月1日に何が変わったのですか
- 税額は税関確認のあとに戻ります。レジではなく、店で払うのは税込価格です。
- 一般物品と消耗品の区分が廃止されました。同じ店で同じ日に買ったものが、購入者ごとに1つの合計になります。
- 密封袋は無くなりました。ただし、飲食料品や化粧品などの消耗品を日本で使うと、税関の確認(返金)を受けられません — 観光庁 旅行者向け FAQ(2026年11月2日確認)。
- 返金の方法には、銀行振込・クレジットカード送金・アプリ送金・空海港内の現金などが考えられます。方法は店で異なります — 観光庁 旅行者向け FAQ(2026年11月2日確認)。
- 消耗品の1日の上限は撤廃されました。
タイトルの問いの答えはこの中ではなく、Q&Aの購入記録情報の部分にあります。
2026年10月31日までの購入は従来の形、2026年11月1日以降の購入は新しい形で、2つの日付の間に移行期間はありません。並んでいる受け取り方の選択肢の形は返金方法のページで整理しています。
その記録にはいくらが乗っているのですか
税率10%の品なら、税込価格はその11分の1を税額として抱えています。税込10,000円なら909円、税込11,000円なら1,000円です。
この割合が、記録が代わりに背負っている金額の大きさです。名前を出す価値があるのは、その記録にどれくらいの手間をかける価値があるかが決まるからです。レシートを1枚撮ってメモアプリに1行書くだけの手間には十分見合います。一方で、レジのシステムがどう作られているかについて一説を立てるほどの額ではありません。
変わらないことは何ですか
- パスポートはレジで見せ、買い物はそこでそれに紐づいて記録されます。
- 買い物は購入者ごと・店ごと・日ごとに数え、別の店のレシートは原則として合算しません。
- 品物は買った人と一緒に日本を出ます。税関確認の数え始めは買った日の翌日で、90日目までです。11月1日に買ったら1月30日までです。
- 対象は非居住者で、在留資格が短期滞在の外国人旅行者などです。
- 別送は2025年3月末で廃止済みです。
- 買った人とパスポートの名義は同じ人のままです。レジから出国口まで変わりません。
自分の控えが役に立つ理由は、この最後の2行にあります。1回の買い物は店・日・パスポートに属しているので、書き留める価値があるのは、その買い物を特定する3つとぴったり同じ3つです。
制度に乗るには、いくらの買い物が要るのですか
免税の対象になるのは、同じ店で同じ日に、同じ買い手が税抜5,000円以上を買ったときです。別の店のレシートは原則として合算しません。例外は、店が手続カウンターに委託している場合で、同じ人の同じ日の複数店舗の分をカウンターで合算して下限を判定できます(必ずではありません) — 観光庁 旅行者向けページ(2026年11月2日確認)。
棚の値札はふつう税込価格です。税込5,500円の値札はその線の下ではなく、線の上に乗っています。
この線は、なぜ店と日付を書き留める価値があるのかを説明してくれます。2つのカウンターで買った2つのかごは、見た目がどれだけ似ていても2件のままです。どこで、いつ買ったかを控えておいた旅行者は、その2件についての問いに1文で答えられます。そのカウンターで見せるパスポートのページはパスポートのどのページを見せるかのページで扱っています。
この話はどんな場面で出てくるのですか
店員がパスポートを預かって、しばらく入力しているとき
不安が始まるのはこの瞬間で、そのほとんどは読み違いです。カウンターでの入力は、パスポートの情報から記録が作られているということです。その記録の行き先と期間はQ&Aにあります。国税庁のシステムへ送られ、店に約7年残ります。
カウンターの画面で何かの確認を求められたとき
確認する前に読むのは、どの国でもよい習慣です。そしてここは、要約ではなくその店自身の言葉が見える数少ない場面でもあります。ある画面に何が表示されるかはその事業者の運用なので、前もって書けるページはありません。1行でも引っかかったらカウンターで聞いてください。ひと言で済み、答えられる唯一の人たちから答えが返ってきます。
自分の手元に買ったものの記録を残したいとき
店を出る前に作ってください。全部が目の前にそろっているのはその瞬間だけです。店・日付・合計の3つがあれば買い物を特定できますし、レシートを1枚撮れば入力なしで3つとも入ります。これをやるかどうかは店が何を持つかに左右されません。そこがこの動きの要点です。
同じ日に複数の店で買ったとき
それぞれのカウンターが同じパスポートに対して自分の記録を作り、別の店のレシートは原則として合算しません。店ごとに短いメモを残しておけば、自分の頭の中でも分かれたままになります。同じ晩に袋がいくつも家に帰ってきて、どれも見分けがつかないときに、これは思った以上に効きます。
袋とレシートだけ渡されて終わったとき
それで全部かもしれませんし、何かが失敗した証拠でもありません。端末でレシートは必須ではありません。店向けの Q&A によると、確認情報は事業者が取得し店が保存します。渡されたものを取っておいて、その日の続きに戻ってください。
店がいつまで記録を持っているのか気になったとき
このページが存在する理由がこの問いです。Q&Aは、買い物の記録と税関確認の情報について、販売した課税期間の末日の翌日から2か月たった日から7年間と定めています。記録のほかに店が持つものは Q&A にないので、その店に聞いてください。
出国の端末で書類を求められると思っているとき
その段取りとして資料が名前を挙げているのはパスポートと、判定がそう求めたときの品物の実物です。端末の場所は2026年10月23日に税関が地図(全国78か所)で公開しました — 税関の地図(2026年10月25日確認)。端末そのものは数秒程度ですが、Red判定の確認と列の待ち時間に公式の数字は無いので、台詞を練習するより時間に余裕を持つほうが理にかなった準備です。段取りそのものは税関の端末のページで扱っています。
出国前に返品したくなったとき
済んだ会計を取り消せるかどうか、免税で通した買い物をその店がどう扱うかは、その店が決めることで、特定の店について書けるページはありません。役に立つ動きは、その会話に自分の控えを持っていくことです。店・日付・合計は、どのカウンターでも最初に聞かれる3つだからです。
100万円以上のものを買うとき
その水準の買い物は製造番号などを店で登録する必要があり、手続きが普通の会計より長くなるように作られています。自分用に控えを取るにはよい場面です。どうせカウンターで読み上げられていますし、待っている間に書き写す手間はゼロだからです。
買い物が下限のすぐ近くのとき
税抜5,000円の線のそばにある買い物かごは、そもそも対象になるかどうかを店と日付が決めるかごです。線は同じ店・同じ日・同じ買い手で数えるからです。どのカウンターだったかを控えておく価値は、線について何の疑いもない大きな買い物より、こちらのかごのほうが高くなります。
家族がそれぞれ自分の分を買うとき
数える単位はパスポートごとなので、家族には「後ろに何人もいる1件」ではなく「旅行者1人につき1件」の記録ができます。帰り道でレシートを分けておくのは、数えられ方をそのまま手元でなぞるやり方で、誰の袋に何が入っていたかの言い合いも防げます。
「店がデータをどこかに送っている」と聞いたとき
そこは公式に書かれています。店は自分で、または承認された事業者を通じて、買い物の記録を国税庁のシステムに送り、税関はそれに基づいて確認します。そこから先は、自信のある口調をまとった誰かの推測です。カウンターでの自信のある声も、掲示板での自信のある声も、同じ慎重さで受け取ってください。
出発当日の朝に買い物をするとき
記録がいちばん大事になる日に限って、時間はいちばん短くなります。急いでコートのポケットに押し込んだレシートは、そのまま行方不明になるレシートです。店を出る前に1枚撮っておけば1秒で済み、列の中で紙をもう一度探す必要も無くなります。
店や事業者に任されていること、公式の文に無いことは何ですか
4点あります。
- 記録。記録と7年間はQ&Aにあります。どのシステムを使うか、記録のほかに何を持つかは事業者ごとです。
- 端末。端末の場所は2026年10月23日に税関が地図(全国78か所)で公開しました — 税関の地図(2026年10月25日確認)。
- 手数料。政府は手数料を取らず、返金事業者の手数料を旅行者と店のどちらが負うかにも定めはありません — 観光庁 免税店向け FAQ 問17(2026年11月2日確認)。
- 日数。返金は確認のあとで、届くまでの日数に決まりはありません。
制度は観光庁(2026年11月2日確認)か全国免税店協会(2026年11月2日確認)で確かめられます。自分のレジで何が起きているのかは、その店に聞けば説明してもらえます。
店の書庫に依存しない組み立ては1つです。記録はパスポートに運ばせ、店・日付・合計の控えは自分で持ち、書庫の管理はそのカウンターの持ち主に任せることです。
よくある質問
店はパスポートの写しを保管するのですか?
Q&Aでは、パスポートの情報は買い物の記録に入り、記録と別に保存する必要はないとされています。店向けの Q&A によると、提供を受けた旅券の情報を記録とは別に保存する必要はありません。店がコピーを取ることの扱いは公式の文にないので、取られるときは店に聞いてください。
買い物は何に紐づいて記録されるのですか?
レジで見せたパスポートです。出国時の段取りが読むのもその記録です。
店から受け取った書類を空港まで持っていく必要はありますか?
出国時の段取りとして資料が名前を挙げているのはパスポートと、判定がそう求めたときの品物の実物です。レシートは必須ではありませんが、税関が任意で見せてもらうことはあります。
自分でレシートの控えを取っておくべきですか?
取っておくこと、店を出る前に撮っておくことはただでできて、店が何を持つかにも左右されません。
買い物について何を書き留めればよいのですか?
店・日付・合計です。買い物は購入者ごと・店ごと・日ごとに数えるからです。
店は記録をいつまで持つのですか?
買い物の記録と税関確認の情報は、販売した課税期間の末日の翌日から2か月たった日から7年間です。
出国時に端末は何を読むのですか?
パスポートです。その判定で品物の実物を見せるかどうかが決まります。
端末は空港のどこにあるのですか?
場所は2026年10月23日に税関が地図(全国78か所)で公開しました — 税関の地図(2026年10月25日確認)。観光庁は手荷物預け入れ前の国際線出発ロビー等に置くとしています。
返金方法は何ですか?
銀行振込・クレジットカード送金・アプリ送金・空海港内の現金などが例に挙がっていて、方法は店で異なります。
税額はいつ戻るのですか?
レジではなく、出国時の税関確認のあとです。
税込価格のうち税額はどれくらいですか?
税率10%の品なら11分の1です。
そもそもいくら買えば制度に乗るのですか?
同じ店で同じ日に、同じ買い手が税抜5,000円以上です。税込の値札では5,500円にあたります。
日本を出るまでの期限はどれくらいですか?
数え始めは買った日の翌日で、90日目までです。11月1日に買ったら、出国時の税関確認は1月30日までです。
対象になるのはどんな人ですか?
非居住者で、在留資格が短期滞在の外国人旅行者などです。
返金から手数料は引かれるのですか?
政府は手数料を取りません。返金事業者の手数料を旅行者と店のどちらが負うかにも定めはないので、店に聞いてください。
記録についての答えはどこにあるのですか?
国税庁の免税店向けQ&Aにあります。自分のカウンターのことは、その店が説明できます。
出典
一次情報のみ。確認した日付を併記しています。
- 観光庁 旅行者向けページ2026年11月2日確認
- 国税庁 Q&A2026年11月2日確認
- 税関2026年11月2日確認
- 観光庁 免税店向け FAQ 問82026年11月2日確認
- 観光庁 旅行者向け FAQ2026年11月2日確認
- 全国免税店協会2026年11月2日確認
- 税関の地図2026年10月25日確認