- 対象 2026年11月1日以降に買い、税関確認のあとに返金を受ける旅行者です。
- 内容 受け取り方は銀行振込・クレジットカード・スマホ決済アプリ・空港の現金などで、買った店の返金事業者が用意します。戻る上限は税込価格の11分の1です。
- いつから 2026年11月1日の購入からです。購入日から90日以内の出国時に税関確認を受けたあとに届きます。
2026年11月1日から、レジで払った消費税は出国時の税関確認の後に戻り、受け取り方は銀行振込・クレジットカード・スマホ決済アプリ・出国空港内での現金などの中から、買った店(と店が頼む返金事業者)が用意したものになります(観光庁 旅行者向け FAQ・2026年11月2日確認)。
戻る額の上限は税込価格の11分の1で決まっていますが、どの方法で届くか、何が引かれるかは店ごとに違います。2026年11月2日時点で、国は手数料も、全員に共通の受け取り方も決めていません。
お金は実際どうやって戻ってくるのですか
順番は、店で税込価格を払う → パスポートに購入が記録される → 出国時に税関の端末がパスポートを読む(期限は90日で、数え始めは買った日の翌日)→ その確認の後に税が戻る、です(税関 外国人旅行者向け・2026年11月2日確認)。
返金がこの順番のどこにあるかで、よくある疑問の多くに答えが出ます。返金は税関確認の後であって、レジではありません。旅の途中でお金が戻ることはありません。
端末で Green なら通過、Red なら品物を見せます。どちらでも、返金がついてくるのは税関確認で、ほかの手続きで代わりにはなりません。出国の前夜は、買った品物とパスポートを同じ手荷物に入れておくと、端末の前で探さずに済みます。
店が用意できる返金の方法は何ですか
銀行振込・クレジットカード・スマホ決済アプリ・出国空港内での現金などがあり、どれを使えるかは店と、店が契約する返金事業者によって違います(観光庁 旅行者向け FAQ・2026年11月2日確認)。
返金事業者は、店に代わってクレジットカード・二次元コード決済・現金などで消費税分を返します。店が自分で旅行者に返す場合もあります(全国免税店協会・2026年11月2日確認)。
そのため、同じ通りの2つの店で同じ1,000円分を買っても、戻り方が違うことがあります。レジで「どの返金事業者を使っているか」「どの方法で返せるか」を聞くのが確実です。
空港で現金で受け取れるのですか
一部の空港で、一部の業者なら受け取れます。現金を用意しなければならないという国の決まりはなく、業者がそれぞれ空港での現金の受け取りを発表しています。使えるかは、買った店の返金事業者によります。
- Cash Japan:中部・福岡・関西・神戸・成田・新千歳の6空港で、2026年11月1日から順に始める予定とし、返金額の10%を差し引いて日本円の現金で渡します(Cash Japan の発表・2026年10月25日確認)。
- Self Tax Refund:羽田・成田・那覇で、手数料などを引いた額を日本円の現金で渡します。率は発表に書かれていません(羽田空港の発表・2026年10月25日確認)。
10%がかかるのは品物の値段ではなく返金額です。税込11,000円の品なら返金の上限は1,000円で、引かれるのは100円、値段の約1%です。空港ごとのことは空港の現金のページにまとめています。
返金から手数料は引かれるのですか
店によります。国は手数料を取らず、率も決めず、旅行者と店のどちらが業者の費用を持つかも定めていません(観光庁 免税店向けFAQ 問17・2026年11月2日確認)。
ドン・キホーテを運営するPPIHは、2026年10月5日に返金の手数料を無料にすると発表しました。ただし空港で現金で受け取るときは、返金事業者の手数料がかかります(PPIHの発表・2026年11月2日確認)。
ほかには「所定の手数料」とだけ書いて率を出していない店も多くあります。無料の店もあれば、率を公表せずに差し引く店や業者もあり、空港で現金にするとさらに差し引かれることがある、というのが正確なまとめです。詳しくは手数料のページにあります。
どの店で買うかがなぜ効くのですか
戻り方を決めるのが店だからです。税込11,000円のレシート2枚には、どちらも1,000円の税が入っています。それでも、片方は何も引かれずカードに戻り、もう片方は空港の現金で100円引かれる、ということが起こりえます。
前もって決まっているのは、上限と税関確認です。税込価格の11分の1、出国時の税関確認、90日の期限は変わりません。方法と手数料は、レジで聞いて確かめる部分です。
2026年11月1日に変わったのは何ですか
返金がレジから離れ、店で税込価格を払って税関確認のあとに税が戻る形になりました。一般物品と消耗品の区分、密封袋、消耗品の1日500,000円の上限も無くなりました。全員に同じ戻り方を決めるものではありません。
- 返金がレジから離れました。店では税込価格を払い、税は税関確認の後に戻ります。
- 一般物品と消耗品の区分がなくなりました。1つの店・1日の買い物は1つの合計になります。
- 密封袋がなくなりました。ただし、1回の購入のうち1つでも税関で確かめられないと、その回の全部が免税になりません。
- 確認はパスポートを読む端末で行います。Green なら通過、Red なら品物を見せます。
- 消耗品の1日の上限がなくなりました。500,000円で1店・1日が頭打ちになることはありません。
どれも、全員に同じ戻り方を決めるものではありません。戻り方は、各店が選ぶ業者によって店ごとに決まります。
変わらないことは何ですか
変わらないのは、税抜5,000円の下限、別の店のレシートを原則として合算できないこと、レジでパスポートを見せること、品物を本人が持って出国すること、税関確認の90日の期限、戻る上限の税込価格の11分の1です。
- 最低購入額は税抜5,000円で、買う人ごと・店ごと・日ごとに数えます。
- 別々の店のレシートは原則として合算できません。例外として、店が手続カウンターに委託している場合は、同じ人が同じ日に複数の店で買った分をカウンターで合算して5,000円を判定できます。必ず使えるわけではありません(国税庁 Q&A 問53・2026年11月2日確認)。
- 購入を記録するときに、レジでパスポートを見せます。
- 品物は買った本人が持って出国します。
- 税関確認の期限は90日です。数え始めは買った日の翌日で、90日目までです。11月1日に買ったら1月30日までです(国税庁 Q&A 問36・2026年11月2日確認)。
- 別送は2025年3月末で廃止されています。
- 戻る額の上限は税込価格の11分の1です。
どれもすべての店で共通です。店ごとに違うのは、方法と手数料です。
これはどんなときに出てくるのですか
出てくるのは、買う前と旅の終わりです。最終日に買うとき、店で空港の返金を勧められたとき、手数料を知りたいとき、日本円が少ないとき、名義の違うカードで払うときは、店の返金事業者とその方法を先に確かめてください。
日本での最終日に買うとき
レジでのパスポートと、出国時の税関確認は同じように要ります。お金はその確認の後に、店の返金事業者が用意した方法で届きます。
「空港でお金が戻る」と店で言われたとき
その店については本当のことがあります。一部の業者は、決まった空港で手数料を引いて日本円を渡します。どの空港か、いくら引かれるかを聞いてください。業者ごとに違います。
返ってくるお金を当てにして旅の残りを組むとき
届く日ではなく、額で組んでください。返金までの日数を決めた国の決まりはなく、業者と受け取り方によって違います。
差し引きがあるのか知りたいとき
店に聞くのが確実です。無料の店もあれば、率を出さずに差し引く店もあり、空港の Cash Japan は返金額の10%を引きます。
日本円の手持ちが少ないとき
空港の現金は、一部の空港で一部の業者が手数料を引いて渡す形です。出国する空港で自分の店の業者が対応しているかを先に確かめ、だめならカードかアプリでの返金を前提にしてください。
自分名義でないカードで払うとき
カードの名義がパスポートと違うときの扱いは公式の文にありません。本人名義のカードを求める店・業者があるので、自分のカードで払ってください。
家族で旅行しているとき
購入はレジでパスポートごとに数えます。返金は、そのパスポートで買った店の業者の方法で一人ずつ届きます。
高額な品を買うとき
1,000,000円以上の品は、店でシリアル番号などの登録が要ります。これは購入の記録の話で、お金の戻り方の話ではありません。
規模の小さい空港から出国するとき
税関は2026年10月23日に、持出確認の場所として全国78か所(空港41・海港37)の地図を公開しました(税関の地図・2026年10月25日確認)。端末は数秒ですが、Red の検査と列の長さに公式の数字が無いので、時間に余裕を持ってください。税関の端末のページも参考になります。
飲食料品を買うとき
5,000円の下限の判定では、8%も10%も区分なしの税抜合計です(国税庁 Q&A・2026年11月2日確認)。8%の品の返金額の計算式は公式の文にないので、店に尋ねてください。11分の1という数字は標準の10%から来ています。
入金までの期間を書いたページを読んだとき
誰の数字かを確かめてください。ある業者が出した日数はその業者だけのもので、国の決まりではありません。
方法がどこに書かれているか知りたいとき
方法と手数料は、店の案内と、その返金事業者の規約に書かれます。国の決まりは税関と観光庁が出しています。
制度の切り替わりをまたいで買うとき
2026年10月31日までの購入は旧制度、2026年11月1日からの購入は新制度です。受け取り方の話は新制度の側だけにあります。
公式の文に書かれていないことと、ほかの点は今どうなっていますか
手数料・現金の扱い・返金までの日数・名義の4つは国が決めておらず、店や業者ごとに違います。端末の場所は税関が地図で公開しました。8%の品の返金額の計算式は公式の文にありません(2026年11月2日時点)。
- 手数料:国は率を決めません。店・業者ごとに決め、無料の店もあります。
- 税関の端末:場所は2026年10月23日に税関が公開しました。
- 現金:国の決まりはありません。一部の空港で、業者が手数料を引いて日本円を渡します。
- 返金までの日数:国の決まりはありません。業者と受け取り方で違います。
- カードとパスポートの名義が違うとき:扱いは公式の文にありません。本人名義を求める店・業者があります。
- 軽減税率8%の品:免税の対象で、下限の判定に区分なしで入りますが、返金額の計算式は公式の文にありません。
店の案内はこのあとも変わることがあるので、レジでその日の案内を確かめてください。お菓子やお茶を多く買うときは、8%の品の返金の扱いも尋ねて控えておいてください。制度の変更全体は11月1日からの免税のページにまとめています。
よくある質問
返金は出国時の税関確認のあとに、買った店の返金事業者が用意した方法で届きます。戻る上限は税込価格の11分の1で、税関確認の期限は90日です(数え始めは買った日の翌日)。日数と手数料に国の決まりはないので、払う前にレジで聞いてください。
1つのアプリで全部の店の返金ができますか
返金はどうやって届くのですか
出国時の税関確認の後に、店かその返金事業者が用意した方法(銀行振込・クレジットカード・スマホ決済アプリ・出国空港内での現金など)で届きます。
現金で受け取れるのですか
店の返金事業者が対応していれば、一部の空港で受け取れます。Cash Japan と Self Tax Refund が手数料を引いた現金の受け取りを発表していますが、国が約束しているものではありません。
現金は廃止されたのですか
されていません。出国空港内での現金は返金の方法の1つに挙がっています。ただ、使えるかは店の業者によります。
お金が届くまで何日かかるのですか
日数を決めた国の決まりはありません。業者と受け取り方で違います。
手数料は引かれるのですか
店によります。国は取らず、無料の店もあり、空港の Cash Japan は返金額の10%を引きます。
いくら戻るのですか
手数料の前で、最大で税込価格の11分の1です。
最低購入額はいくらですか
税抜5,000円で、買う人ごと・店ごと・日ごとに数えます。
レジでお金は戻らないのですか
戻りません。店では税込価格を払い、税は税関確認の後に戻ります。
税関確認をしなかったらどうなるのですか
返金は税関確認についてくるので、後から代わりになる手続きはありません。
品物を家に送っても対象になりますか
なりません。別送は2025年3月末で廃止されています。
いつまでに出国すればよいのですか
出国時の税関確認の期限は90日です。数え始めは買った日の翌日です。
カードは自分名義でないといけないのですか
国の決まりはありません。本人名義を求める店・業者があるので、自分のカードで払うのが確実です。
受け取り方法は選べるのですか
店の返金事業者が用意した方法の中からだけ選べます。払う前にレジで聞いてください。
方法と手数料はどこに書かれているのですか
店の案内と、その返金事業者の規約に書かれています。
出典
一次情報のみ。確認した日付を併記しています。