日本の免税の対象になるのは、同じ店・同じ日・同じ購入者で税抜5,000円以上の買い物で、別の店のレシートは足し合わせません — 観光庁 消費税免税店サイト(2026年8月19日確認)。
2026年11月1日からは税額がレジではなく税関確認のあとに戻りますが、この線は「その日の買い物全体」ではなく、いまも店ごとに引かれています — 全国免税店協会(2026年8月19日確認)。
ドラッグストアとデパートのレシートは合算できるのですか
できません。このページはその1文のためにあり、そして化粧品の買い物の予定は、たいていその1文を知らないまま組まれています。午前中にドラッグストアで買った化粧水と、午後にデパートの化粧品売場で買った美容液は、2つの店での2つの買い物です。それぞれが単独で税抜5,000円と比べられ、片方がもう片方に金額を貸すことはありません。
数える単位は3つの条件が同時に成り立つときだけ1つになります。同じ購入者、同じ店、同じ日。どれか1つが外れた時点で、合計はゼロから数え直しです。1つの店に2人いれば2つの数え方になり、1人でも2日に分ければ2つになり、1人・1日でも2店に分かれればやはり2つになります。化粧品でこの3つ目が起きやすいのは、駅前のドラッグストア、デパートの売場、帰り道のバラエティショップと、続けて寄れる場所で売られているからです。
ですから実際に効いてくる問いは「今日は化粧品にいくら使ったか」ではありません。「この店で今日いくら使ったか」です。同じ午後について、この2つの問いはまったく違う答えを返しますし、何かを決めているのは後者だけです。
そのうえで、このページが決められないこともあります。ある建物や売場で、どこまでが1つの店になるのかは事業者の側で決まっていて、見ていない場所について断定はできません。買い物を分ける前に店で確認する。これが確実な進め方で、2枚のレシートが出てしまってからでは、答えはもう出た後です。
税抜5,000円はどの単位で数えるのですか
短いので箇条書きで読む価値があります。混乱のほとんどは、越えない境界の向こうへ金額を持ち込もうとするところから始まります。
- 購入者ごと。買い物はレジで提示したパスポートに記録されるので、一緒に並んだ2人は同じレジでも別々に数えます。
- 店ごと。別の店のレシートは、商品が何であっても合算されません。
- 日ごと。今日の来店と明日の来店は、同じ店でも別の数えになります。
- 線は税抜5,000円で、税込表示の値札では5,500円と読めます。
- 店では税込価格を払い、税額はレジで引かれるのではなく出国時の手続きのあとに戻ります — 観光庁 消費税免税店サイト(2026年8月19日確認)。
- 品物は購入者と一緒に日本を出ます。出国時に機台がパスポートを読み、Green判定なら通過、Red判定なら品物の実物を提示します — 税関(2026年8月19日確認)。
もう一度読むと、商品の種類について書かれた行が1つも無いことに気づきます。化粧品だけの下限も、化粧品だけの合算の決まりも、化粧品だけが店の境界を越えられる例外もありません。化粧品が特別に見えるのは、1つの午後に何軒も回って買われるからです。
2026年11月1日に何が変わるのですか
- 税額は税関確認のあとに戻ります。レジで支払うのは税込価格です。
- 一般物品と消耗品の区分が廃止されます。同じ店・同じ日が、購入者ごとに2つではなく1つの合計になります。
- 密封袋が無くなります。旅行中に開けて使えます。
- 数える単位そのものは触られません。購入者ごと・店ごと・日ごとのままです。
- 消耗品の1日の天井が撤廃されます。
どれも2つの店を1つの店にはしません。変わったのは1軒の中でまとまりやすくなったことで、店と店のあいだの境目はそのままです。
2026年10月31日までの購入は旧制度、2026年11月1日以降の購入は新制度です。移行期間はありません。
変わらないことは何ですか
- 下限は税抜5,000円で、税込表示では5,500円です。
- 購入者ごと・店ごと・日ごとに数え、別の店のレシートは合算されません。
- パスポートはレジで提示し、買い物はそこで記録されます。
- 戻るのは税込価格の11分の1です。税込10,000円なら909円、税込11,000円なら1,000円、税込110,000円なら10,000円です。
- 購入日から90日以内に出国します。
- 対象は非居住者で、滞在6ヶ月未満の外国人旅行者などです。
- 別送は2025年3月末で廃止されています。
化粧品に限らない一般版の算数は5軒に分けた1日の買い物に、化粧品全体の見取り図は日本で化粧品を買うときにまとめてあります。
どんな場面で出てくるのですか
ドラッグストアで化粧水、デパートで美容液を買ったとき
いちばん多く、いちばん損をしやすい分かれ方です。2つの店・1日・1人なので数えは2つ。それぞれが単独で税抜5,000円と比べられ、片方が線に届かなければ、その半分の買い物は対象になりません。もう片方はどちらにしても影響を受けません。
同じ通りにある同じチェーンの2店舗で買ったとき
公表されているのは「別の店のレシートは合算しない」までです。1つの看板の下にある2つの住所が、この判定で1つの店になるのか2つになるのかは事業者の側で決まっていて、このページでは推測しません。買い物を分ける前に確認してください。2枚のレシートが出てしまえば、答えは店の運用がすでに出しています。
デパートの同じ売場で2つのブランドカウンターを回ったとき
形は同じで、場所が屋内になっただけです。1つのフロアに見えても、組み立て方が1通りとは限りませんし、そのお店がカウンターをどう扱っているかは、国の公表資料が決めていることではありません。「この2枚は一緒に数えられますか」は、床の配置から読み取るものではなく、そのお店にする質問です。
駅ビルの中でドラッグストアとバラエティショップに寄ったとき
1つの建物が自動的に1つの店になるわけではなく、自動的に別々になるわけでもありません。商店街・商業施設・駅ビルを含む一般版は館と商店街の数え方にありますが、化粧品でも答えは同じです。建物は何も教えてくれず、決めているのは事業者です。
1軒のドラッグストアで全部カゴに入れたとき
これはいちばん簡単な形です。同じ店・同じ日・同じ購入者の1つのカゴは1つの数えになります。スキンケアもヘアケアも化粧ポーチも同じ合計に入るのかという話はドラッグストアのレジの担当で、このページの問いとは別物です。
税込11,000円分の化粧品を2軒に分けたとき
1軒で買えば税込11,000円は1つの買い物で、価格の中の税額は1,000円です。同じ買い物を2軒に分け、どちらのレシートも税込5,500円に届かなければ、どちらも対象になりません。商品も同じ、日も同じ、結果だけが違います。
同じ日にもう一度その店へ戻ったとき
同じ日の2回目の来店は、同じ購入者・同じ店・同じ日のままです。その店の2枚のレシートを1つの買い物として扱えるかどうかは、ページではなくお店の側の話なので、店を出たあとではなく2回目のレジで相談してください。
友人と2人で同じカウンターに並んだとき
1つのカウンターに2人なら購入者は2人で、数えは支払いではなくそれぞれのパスポートについていきます。2人分を1つのパスポートにまとめる裏技は誰にも案内できません。買い物はレジで提示したパスポートに記録されるからです。
同じ店で化粧品と食べ物を一緒に買ったとき
店も日も同じなので、ここでは店の境界は問題になりません。化粧品は消費税10%の商品なので、税込価格の11分の1という計算がそのまま成り立ちます。飲食料品の軽減税率8%が免税上どう扱われるかは、2026年8月19日時点で未発表です。
免税の手続き窓口が建物の別の場所にあるとき
お店が自分の担当部分をどこで行うかは運用の話で、このページは確かめられない運用を書きません。公表されているのは数える単位と出国時の手続きまでで、窓口・階・並び方は、いま立っている場所の側にあります。
「同じ建物なら1枚にまとまる」と聞いたとき
その文は公表資料にありませんし、その逆の文もありません。あるのは「別の店のレシートは合算しない」と「線は購入者ごと・店ごと・日ごとに税抜5,000円」までです。そこから先は、自信のある口調をまとった誰かの推測です。
ホテルを出る前に午後の予定を組むとき
うまくいく組み方は、先に主役の店を1軒決めて、買い物リストの大きい方をそこで買う形です。1軒でまとめて買うときの考え方はスキンケアのセット買いにあり、対象になる買い物が1軒で完成していれば、残りはどこで買っても構いません。
すでに2枚のレシートがあり、どちらも線に届かないとき
あとから2枚を1つにまとめることはできません。数える単位は、それぞれの買い物が記録された時点で確定しているからです。役に立つのは次の買い物の日で、その日は入った店ごとにまたゼロから数え始めます。
2026年8月19日時点で未発表なのは何ですか
6点あり、どれも上の答えを変えません。
- 手数料。そもそも差し引かれるかどうかが2026年8月19日時点で未発表で、店舗や事業者で差があるかどうかも公表されていません。
- 現金。返金方法の並びに現金はありますが、現金で受け取れるかどうかは2026年8月19日時点で未発表です。
- 機台。設置場所・台数・画面の表示は2026年8月19日時点で未発表です。
- 日数。返金までにどれくらいかかるかは2026年8月19日時点で未発表です。
- 名義。支払いの名義がパスポートと違うときの扱いは2026年8月19日時点で未発表です。
- 軽減税率。飲食料品の8%が免税上どう扱われるかは2026年8月19日時点で未発表です。
答えは全国免税店協会(2026年8月19日確認)か観光庁(2026年8月19日確認)から出ます。どちらかが公表した日に、このページを直します。
よくある質問
ドラッグストアとデパートのレシートは合算できるのですか?
できません。別の店のレシートは足し合わせないので、それぞれが単独で税抜5,000円と比べられます。
5,000円は税抜ですか、税込ですか?
税抜です。税込表示の値札では5,500円が同じ線になります。
同じチェーンの2店舗なら合算できるのですか?
別の店は合算されず、どの単位が1つの店になるかは事業者の側で決まります。看板から判断せず、店で確認してください。
同じデパートの2つのカウンターは合算できるのですか?
屋内でも同じ問いで、答えはフロアの見た目からではなくそのお店から出ます。
2日に分けて買った場合は合算できるのですか?
できません。店ごと・購入者ごとに加えて、日ごとにも数えます。
税込10,000円の化粧品ならいくら戻るのですか?
税込価格の11分の1で909円です。
税込11,000円ならいくらですか?
1,000円で、差し引きがある場合はその前の額です。
税込110,000円ならいくらですか?
同じ11分の1の計算で10,000円です。
友人の分と一緒に数えられるのですか?
できません。買い物はレジで提示したパスポートに記録され、数えは購入者ごとです。
どの店を主役にすればよいのですか?
リストの大きい方を置く1軒です。同じ店・同じ日は1つの数えになるからです。
店では税額も払うのですか?
2026年11月1日からはレジで税込価格を払い、税額は税関確認のあとに戻ります。
出国時には何が起きるのですか?
機台がパスポートを読み、Green判定なら通過、Red判定なら品物の実物を提示します。
返金から手数料は引かれるのですか?
そもそも引かれるかどうかが、2026年8月19日時点で未発表です。
化粧品は8%の対象になるのですか?
化粧品は消費税10%の商品です。飲食料品の8%が免税上どう扱われるかは、2026年8月19日時点で未発表です。
残りの答えはどこに出るのですか?
全国免税店協会か観光庁です。
出典
一次情報のみ。確認した日付を併記しています。
- 観光庁 消費税免税店サイト2026年8月19日確認
- 全国免税店協会2026年8月19日確認
- 税関2026年8月19日確認