免税の下限は税抜5,000円で、一つの店ごとに数えます。2026年11月1日以降の購入は店頭で税込価格を払い、出国時の税関確認のあとに戻る形なので、レシートが合算できるかどうかは買う前に確かめておく値打ちがあります。
単位は許可を受けた販売場です。許可は販売場ごとに与えられます — 国税庁 Q&A 問15(2026年11月2日確認)。同じ販売場なら、同じ人の同じ日の分は時間や売場が違っても合算できます — 国税庁 Q&A 問6 注3(2026年11月2日確認)。一つの建物のどこまでが同じ販売場かは、公式の文からは決まりません(2026年11月2日時点)。一方で、免税店が手続カウンターに委託している場合は、同じ人の同じ日の複数店舗の分をカウンターで合算して判定できることがあります(必ずではありません) — 国税庁 Q&A 問53(2026年11月2日確認)。だからこのページは、覚える規則ではなく、店で聞く一言に着地します。
レシートが合算できるかはどうやって見分けるのですか
買い始める前に、一つだけ聞いてください。この買い物の免税手続きはどこで行うのですか、という質問です。
- 館の免税カウンターが一か所で、他の階のレシートも出してくださいと言われる — その店は合わせて扱うと伝えています。
- レジでその買い物だけを処理して、どこにも案内されない — その買い物は単独で立ちます。
- 同じ看板の扉が二つある — 同じ駅の中でも同じ通りでも、共通のカウンターで合算されない限り、原則は二つの買い物です。
聞くのは買い始める前で、買ったあとではありません。パスポートに紐づけて記録された買い物は、別の合計に移すことができず、カウンターでいくら説明しても組み直しはできません。
なぜ1つの店と1棟の建物は別のものなのですか
免税の手続きは、それを行う登録を受けた事業者に属していて、建物そのものは登録ではないからです。1棟の中がどの階も同じ事業者ということもあれば、扉ごとに事業者が違うこともあり、エスカレーターからは同じに見えます。
大きな建物でレジの担当者に聞いても答えが出にくいのはこのためです。レジは自分の売り場の話をし、手続きを行うカウンターが館の組み立てを知っています。
2026年11月1日に「同じ店」の線は変わったのですか
店の数え方は動いていません。動いたのは、1つの店の中で何を合わせて数えるかです。
- 一般物品と消耗品を分けて数えなくなったので、同じ店で買った化粧品と衣料品が一つの合計で線に届きます。
- 店頭では税込価格を払い、出国時の税関確認のあとにお金が戻ります。
- 密封袋が不要になりました。ただし、飲食料品や化粧品などの消耗品を日本で消費すると、税関の確認(返金)を受けられません — 観光庁 旅行者向け FAQ(2026年11月2日確認)。
店の中の計算を動かすのは、このうち一つ目だけです。
残りの二つが変えたのは、支払いを終えたあとの流れです — 観光庁(2026年11月2日確認)。
店の数え方で変わらないことは何ですか
- 別の店のレシートは原則として合算できません。どの建物でも同じです。例外は上に書いた手続カウンターの場合で、同じ日の分に限られます。
- 下限は今も税抜5,000円で、日本の値札では5,500円と読めます。
- 答えは手続きを行う場所から出るもので、扉に書かれた住所から出るものではありません。
どれも、買った日付によって変わるものではありません。
「同じ店」の線が結果を分けるのはどんな場面ですか
同じ百貨店の2つのフロアをまたいで買うとき
同じ事業者の2フロアと、別々の事業者の2フロアは、エスカレーターから見ると同じに見えます。最初に立ったフロアで決着させてください。4階で会計を終えたあとに、そのレシートを7階の合計に折り込むことはできません。
テナントごとにレジで処理するモールにいるとき
ここでは2つの区画の間を歩く距離のほうが、百貨店の2フロアを移るより短く、それでもレシートは離れます。買い物を結び付けるのは距離ではなく、手続きの置かれ方です。
同じ駅の中に同じチェーンの2店舗があるとき
看板も売り場の作りも同じで、それでも2つの買い物として立ちます。そのチェーンで何点か集めるなら、コンコースで分けずに最初の店で買い切ってください。
駅につながる地下街にいるとき
地下街は名前が一つで屋根も一つなので、一つの場所のように感じます。区画は一つずつ貸し出されているのが通例です。地下街の名前は名前であって、質問の答えではないと考えてください。
短い日程で買い物の日が1日しかないとき
1日しかなければ、足りなかった合計を翌日に直せません。だから店の選び方が結果をそのまま決めます。買いたいものが一番そろう店を選び、そこで買い切ってから動いてください。
この店の合計があと数百円足りないとき
隣の店がその差額を貸してくれることはありません。ここで1点足すほうが、よそで3点足すより効きます。この合計に入るのは、ここで買ったものだけだからです。
1点だけで線の手前にいるとき
値札が5,500円に届かない1点は、それだけでは下限に届きません。1点であることは助けになりませんが、同じ店で同じ会計に載せるものは何であれ助けになります。
百貨店の中にブランドのカウンターがあるとき
館の売り場として運営されているカウンターもあれば、ブランドが運営しているカウンターもあり、見た目では判別できません。一つの建物のどこまでが同じ販売場かは公式の文からは決まらないので、売り場で推測せずカウンターに聞く場面です。
棟が分かれたアウトレットにいるとき
アウトレットは入口も駐車場も名前も一つで、区画は物理的に別の棟です。ここでいちばん誤解を招くのは共通の名前のほうで、敷地図はこの質問に答えてくれません。
同じ通りに同じドラッグストアが2店あるとき
ドラッグストアは互いに見える距離に並んでいることがあり、在庫を探して行き来しがちです。1回ごとが別の買い物なので、1点を探しただけで合計が二つに割れます。
フロアが多く受付が一か所の家電量販店にいるとき
大型の家電量販店では、その日のレシートを持って特定のフロアの受付へ、と案内されることがあります。レシートはそろえて順に並べておいてください。1つの店かどうかが実際に答えられるのは、その受付です。
同行者と一緒に支払っているとき
買い物はレジに出したパスポートに紐づけて記録されるので、2人が1枚のカードで払っても一つの合計にはなりません。カードとパスポートの名義が違うときの扱いは公式の文になく、本人名義を求める店・業者があります。
会計を終えたあとに本命の店を見つけたとき
記録された買い物は、あとから組み直せません。だから、好きなものを見つけた順番より、店を回る順番のほうが結果に効きます。
明日その街を離れるとき
もう通らない店には買い足しに戻れず、その店で足りなかった合計は足りないままです。戻らない前提で1店ずつ買い切ってください。この場面では実際に戻りません。
店の数え方で公式の文に無いことは何ですか
線そのものははっきりしています。建物をその線にどう当てはめるかが、はっきりしません。
- 一つの建物のどこまでが同じ販売場か。単位が販売場であることまでは書かれていますが、建物ごとの線はありません。
- 政府は手数料を取らず、返金事業者の手数料を旅行者と店のどちらが持つかの定めもないので、店・返金事業者ごとに違います — 観光庁 免税店向け FAQ 問17(2026年11月2日確認)。
- カードとパスポートの名義が違うときの扱いも公式の文になく、本人名義を求める店・業者があります。
役に立つのは、買う前にカウンターへ出す一言です。
よくある質問
同じ百貨店の2つのフロアは1つの店になるのですか
なる場合がありますが、決めているのはフロアの数ではありません。館の手続きを一か所のカウンターが行い、両方のフロアのレシートを求められるなら、その店は合わせて扱っています。レジごとに完結するなら別々に立ちます。最初のフロアで聞いてください。
同じ建物の2つの店のレシートは合算できるのですか
一か所のカウンターが両方の手続きを行う場合に限られます。屋根とエレベーターと住所が同じでも、それだけで2つの買い物は一つになりません。聞くべきは店の距離ではなく、免税手続きがどこで行われるかです。
同じチェーンの2店舗は合算できるのですか
別々の買い物として扱ってください。店舗ごとにレジを通し、そのつどパスポートに紐づけて記録するので、2店舗目は新しい合計として始まります。同じ駅の中でも、街をまたいでも同じです。
百貨店の中のブランドカウンターは同じ店になるのですか
同じ販売場なら売場が違っても合算できますが、その館のカウンターがどの販売場に当たるかは公式の文にありません。買う前にカウンターへ聞いてください。買ったあとに調整できるものはありません。
買う前に具体的に何と聞けばよいのですか
この買い物の免税手続きはどこで行うのですか、と聞いてください。館の他のレシートも受け取るカウンターだと言われたなら、買い物は合わせて扱われています。このレジで終わりだと言われたなら、その買い物は単独で立ちます。
レジの担当者とカウンターのどちらに聞けばよいのですか
区画が複数ある建物では、カウンターです。レジは自分の売り場について答えますが、それはすでに分かっている部分です。館の手続きがどう組まれているかを知っているのはカウンターのほうです。
カウンターが一か所なら、その日のレシートは全部出すのですか
全部出して、選別はカウンターに任せてください。使えないレシートがあっても損はしませんが、ポケットに残した1枚が線を越えさせる1枚だったということは起こります。折らずに順に並べて渡すと、列での時間も短くなります。
1つの店の定義はどこかに書かれているのですか
単位は書かれています。許可を受けた販売場です — 国税庁 Q&A 問15(2026年11月2日確認)。棟や階がどの販売場に当たるかは公式の文にないので、どの間取りにも当てはまる規則を示せるページはありません。目の前のカウンターは、その建物については答えられます。
会計のあとで店がレシートをまとめてくれるのですか
できません。買い物はレジを通した時点でパスポートに紐づけて記録され、その記録を出国時に端末が読みます。あとから組み直すものではないので、この質問は最初の買い物より前に置いてください。
この店で足りないとき、隣の店で足せるのですか
同じカウンターが両方の手続きを行う場合を除いて、足せません。そうでなければ合計が二つになり、それぞれが税抜5,000円に対して別々に測られます。結果を動かすのは、ここで1点足すほうです。
この線は店ごとですか、旅行全体ですか
店ごと、そして日ごとです。旅行全体の合計には意味がなく、別の日に5つの店で少しずつ買えば5つの買い物のままです。だから、総額を増やすより1店に集めるほうが結果を動かします。
店だけでなく日も関係するのですか
両方が同時に条件になります。下限は同じ店・同じ日で税抜5,000円なので、同じ店でも昨日の分は今日の助けになりません。店と日がそろって初めて一つの合計です。
化粧品と衣料品は同じ店で合算できるのですか
2026年11月1日以降の購入なら合算できます。一般物品と消耗品を分けて数えなくなるので、両方が混じったカゴでもその店の一つの合計として線に届きます。店が1つの店であることは引き続き条件です。
公式の文に無いなら、実際にはどうすればよいのですか
カウンターに聞いて、その答えで買ってください。一つの建物のどこまでが同じ販売場かは公式の文からは決まらないので、一般論より目の前の店のほうが確かな出所です。そこで得た答えに合わせて買う順番を組んでください。
出典
一次情報のみ。確認した日付を併記しています。
- 国税庁 Q&A 問152026年11月2日確認
- 観光庁 旅行者向け FAQ2026年11月2日確認
- 観光庁2026年11月2日確認
- 観光庁 免税店向け FAQ 問172026年11月2日確認