2026年8月19日に答えの無かった6点のうち、新しい仕組みが始まった今、公式の文で答えが確かめられるのは4点です。手数料の決まり、税関の端末、空港の現金、返金の時期です。残る2点は、カードとパスポートの名義が違うときの扱いと、8%の品の返金額の計算式で、公式の文にありません(2026年11月2日時点)。
手数料は、政府は取らず、旅行者と店のどちらが持つかの定めもありません。端末は手荷物を預ける前の国際線出発ロビー等にあり、読み取りから判定まで数秒程度です。現金は考えられる返金方法の一つで、店によって違います。返金は税関の確認の後で、日数の決まりはありません。列の長さに公式の数字はありません。
6点は今どうなっているのですか
2026年11月2日に確かめた状態です。
| 項目 | 2026年8月19日 | 2026年11月2日 |
|---|---|---|
| 手数料 | 未発表 | 政府は取らない。旅行者と店のどちらが持つかの定めはなく、店・業者が決める |
| 税関の端末 | 未発表 | 手荷物を預ける前の国際線出発ロビー等。読み取りから判定まで数秒程度で、結果はGreenかRed。 |
| 現金の受け取り | 未発表 | 考えられる返金方法の一つで、店によって違う。Cash JapanとSelf Tax Refundが空港での受け取りを発表。手数料を差し引く |
| 返金までの日数 | 未発表 | 税関の確認の後に店などから返金。日数の決まりはない |
| 名義が違うとき | 未発表 | 公式の文に無い。本人名義を求める店がある |
| 軽減税率8%の品 | 未発表 | 5,000円の判定は税率の区分なしの税抜合計。返金額の計算式は公式の文に無い |
手数料は誰が決めるのですか
店と、店が返金を任せる返金業者です。政府は手数料を取りません。旅行者と店のどちらが持つかの定めもありません(観光庁 免税店向けFAQ 問17(2026年11月2日確認))。
発表の例があります。ドン・キホーテを運営するPPIHは、返金の手数料を無料にすると発表しました。ただし空港で現金で受け取るときは、返金業者の手数料がかかります(PPIHの発表(2026年10月25日確認))。空港で現金を渡すCash Japanは、返金額の10%を差し引くと利用規約に書いています(Cash Japan 利用規約(2026年10月25日確認))。
この10%は、品物の値段ではなく返金額にかかります。税込11,000円の品なら返金額は1,000円です。その10%の100円を引いて、手元に来るのは900円です。
手数料は一つの数字では言えません。無料の店もあれば、率を公表せずに差し引く店や業者もあります。空港で現金にすると、さらに差し引かれることがあります(Cash Japanは返金額の10%)。詳しくは手数料の記事にまとめています。
税関の端末はどこにあり、何分かかるのですか
端末と税関の検査場所は、手荷物を預ける前の国際線出発ロビー等にあります(観光庁 旅行者向けページ(2026年11月2日確認))。パスポートの読み取りから判定までは数秒程度です(観光庁 旅行者向けFAQ(2026年11月2日確認))。
画面の結果はGreenかRedです。Greenなら手続きは終わりで、Redなら税関の検査場所で品物の確認を受けます(税関 外国人旅行者向けページ(2026年11月2日確認))。
税関は2026年10月23日に、持出確認の場所の地図を公開しました。全国78か所で、空港41・海港37です(税関 持出確認の場所の地図(2026年10月25日確認))。成田・羽田・関西・中部・福岡・新千歳・那覇の7空港では、Visit Japan Webでも手続きできます(税関 Visit Japan Webの案内(2026年10月25日確認))。使えるのは在留資格が短期滞在・外交・公用の人で、保安検査場の前までです(観光庁 旅行者向けページ(2026年11月2日確認))。
Redの検査にかかる時間と列の長さに公式の数字はありません。搭乗手続までに全部を終える必要があり、何時間前に着けばよいかの公式の数字も無いので、早めに空港へ着いてください。
現金で受け取れるのですか
店によります。観光庁のFAQは、考えられる返金方法として、銀行振込・クレジットカード送金・アプリ送金と並べて空海港内の現金を挙げ、店で方法が違うと書いています(観光庁 旅行者向けFAQ(2026年11月2日確認))。
返金業者2社が、空港で日本円の現金を渡す仕組みを発表しました。
- Cash Japan(Global Blue Japanの子会社):中部・福岡・関西・神戸・成田・新千歳の6空港で、2026年11月1日から順に始めると発表しました。返金額の10%を差し引きます(Cash Japanの6空港の案内(2026年10月25日確認))。
- Self Tax Refund(日本空港ビルデングとグローリー):羽田・成田・那覇で、手数料などを引いた額を渡すと発表しました(Self Tax Refundの案内(2026年10月25日確認))。
使えるかは、買った店の返金業者によります。どの店で買っても空港で現金にできる、という仕組みではありません。詳しくは現金の記事にあります。
返金はいつ届くのですか
税関の確認の後に、店などから返金されます。日数の決まりはありません(観光庁 旅行者向けFAQ(2026年11月2日確認))。
日数は、返金業者と受け取り方で違います。10月に読んだ業者の案内には「ふつう3〜5日」という例もありました。ただし全員に当てはまる数字ではありません。返金を当てにした支払いは、旅程に入れないでください。
カードとパスポートの名義が違うとどうなるのですか
扱いは公式の文にありません。店で確かめてください。
店によっては本人名義を求めます。三越伊勢丹と阪急阪神百貨店は、本人名義のカードなどを求めると案内しています。家族のカードで払う予定なら、パスポートと同じ名義のカードを1枚持っておくと安心です。
軽減税率8%の品はどう扱われるのですか
下限の判定は分かっています。同じ店・同じ日の税抜合計で判定し、8%と10%で分けません(国税庁 Q&A(2026年11月2日確認))。
8%の品の返金額の計算式は公式の文にありません。10月に読んだ店や返金業者の案内にも書かれていませんでした。「税込価格の11分の1」は、税率10%の品の税額の割合です。8%の飲食料品には当てはめないでください。このページでは8%の品の金額は示しません。
確かなことは何ですか
次のことは公式の文で確かめられます(観光庁 旅行者向けページ(2026年11月2日確認))。
- 2026年11月1日の購入から新しい仕組みです。2026年10月31日までの購入は旧制度です。
- 店では税込価格を払います。出国時に税関の確認を受け、そのあとに返金されます。
- 同じ店・同じ日で税抜5,000円以上が対象です。別の店とは原則として合算しません。ただし免税店が手続カウンターに委託している場合は、同じ人の同じ日の複数店舗の分をカウンターで合算して判定できることがあります。
- 購入日の翌日から数えて90日目までに、出国時の税関確認を受けます。11月1日に買ったら1月30日までです(国税庁 Q&A 問36(2026年11月2日確認))。
- 荷物を預ける前に手続きをします。預けた後はできず、預けた荷物は引き戻せません。
- 確認はレシート単位です。1つでも欠けると、そのレシートの分は全部返金されません。
- 消耗品の特殊包装は不要ですが、国内で消費すると返金されません。全部か一部を消費したら、端末を使わず税関職員に申し出ます。
- 税抜100万円以上の品は、シリアル番号などを店で登録し、税関で鑑定書や保証書を求められることがあります(国税庁 Q&A 問95(2026年11月2日確認))。
- 返金の方法は店ごとに違います。
このページは何の記録ですか
2026年8月19日に答えの無かった6点を記録するために作り、今はそれぞれの今の状態を書いています。国が決めた部分と、店・業者に任された部分の違いが見えるからです。
公式の文は、新しい仕組みの2日目にあたる2026年11月2日に読み直しました。店と業者の発表は最後に読んだ日付のままなので、当てにする前に今の案内を確かめてください。
よくある質問
8月に未発表だった6点のうち、今も公式の文で確かめられないのは何ですか
名義が違うときの扱いと、8%の品の返金額の計算の2点です。
免税の返金に手数料はかかるのですか
店や業者によります。無料の店もあれば、率を公表せずに差し引く店や業者もあります。空港で現金にすると、さらに差し引かれることがあります(Cash Japanは返金額の10%)。政府は取らず、旅行者と店のどちらが持つかの定めもありません(観光庁 免税店向けFAQ 問17(2026年11月2日確認))。
空港の端末はどこにあるのですか
手荷物を預ける前の国際線出発ロビー等です。場所は税関の地図で確かめられます。全国78か所です(税関 持出確認の場所の地図(2026年10月25日確認))。
空港で現金で受け取れるのですか
店によります。一部の空港で返金業者が受け取りの仕組みを発表していて、手数料が差し引かれます。使えるかは、買った店の返金業者によります。
返金は何日で届くのですか
日数の決まりはありません。税関の確認の後に店などから返金され、業者と受け取り方で違います。
カードの名義がパスポートと違うとどうなるのですか
扱いは公式の文にありません。本人名義を求める店があります。
食品など8%の品はどう扱われるのですか
5,000円の判定は税率で分けません。8%の品も免税の対象です。返金額の計算式は公式の文にありません。
戻る金額はいくらと考えればよいのですか
税率10%の品なら、上限は税込価格の11分の1です。11,000円なら1,000円です。そこから店や受け取り方によって、手数料が引かれることがあります。
出典
一次情報のみ。確認した日付を併記しています。
- 観光庁 免税店向けFAQ 問172026年11月2日確認
- PPIHの発表2026年10月25日確認
- Cash Japan 利用規約2026年10月25日確認
- 観光庁 旅行者向けページ2026年11月2日確認
- 観光庁 旅行者向けFAQ2026年11月2日確認
- 税関 外国人旅行者向けページ2026年11月2日確認
- 税関 持出確認の場所の地図2026年10月25日確認
- 税関 Visit Japan Webの案内2026年10月25日確認
- Cash Japanの6空港の案内2026年10月25日確認
- Self Tax Refundの案内2026年10月25日確認
- 国税庁 Q&A2026年11月2日確認