2026年11月1日の販売から、免税店での消費税の返金は「リファンド方式」になります。店頭では税込価格を支払い、出国時に税関で持ち出しが確認されてから消費税相当額が返金されます。2026年10月31日までの購入は旧制度のままなので、同じ日に河原町の店を回っても、購入日によって仕組みが分かれます。
この記事は、河原町で免税を扱う店の事業者と、旅行の手配を担当する方に向けて、2026年11月以降に何が変わり、何が変わらないかを整理します。手数料の率、返金までの日数、空港での現金の扱いは、2026年8月19日時点で未発表です。
リファンド方式では、店頭で何を支払い、いつ返金されるのですか?
店頭で支払うのは税込価格です。税関が持ち出しを確認した後に、消費税相当額が返金されます(観光庁 消費税免税店サイト(2026年10月12日確認))。店ごとに購入記録情報が作られるため、同じ通りの複数の店で買えば、購入記録もそれぞれ別になります。
店と返金事業者は、それぞれ何を担うのですか?
全国免税店協会(2026年10月12日確認)は、リファンド方式での役割を次のように整理しています。
- 免税店は、購入者が対象かを確認し、購入記録情報を作成します。
- 承認送受信事業者、または免税店自身のシステムが、国税庁へ購入記録情報を送信し、税関確認情報を受け取ります。
- 税関確認情報に基づき、免税店自身または返金事業者が、クレジットカード、二次元コード決済、現金などの方法で返金します。
返金のパターンは、契約中の承認送受信事業者が返金を行うかを確かめたうえで、A(承認送受信事業者に委託)、B(別の事業者に委託)、C(免税店が旅行者へ直接返金)から選びます。店ごとに選ぶ形が違うため、同じ通りでもカウンターごとに返金を行う事業者が違うことがあります。
2026年11月1日から、旅行者に何が変わるのですか?
- 2026年11月1日の販売から、リファンド方式に移行します。返金は、物品が日本から持ち出されたことの税関確認の後になります。
- レジで税額を引く方式ではなく、店頭では税込価格を支払います。
- 出国時の税関確認には90日の期限があり、旅行者には返金登録の案内が新たに必要になります。
変わらないことは何ですか?
- 消費税率は10%です。税込価格に含まれる税額は1/11で、10,000円の品なら909円です。
- 返金の前に、商品が日本から持ち出されたことの税関確認が必要です。
- 飲食料品の軽減税率8%が免税上どう扱われるかは、2026年8月19日時点で未発表です。
河原町を回る旅行者は、どの場面で何を確認するのですか?
10月31日と11月1日の購入が一回の旅に混ざる場合
一回の旅行が切り替えの日をまたぐことがあります。2026年10月31日の購入は旧制度、11月1日の購入はリファンド方式です。それぞれの購入日を控えておくと、どちらの仕組みかを取り違えずに済みます。
同じ日の午後に二つのカウンターで買う場合
店ごとに購入記録情報が作られます。二つの店で買ったものは、それぞれ別々の記録として扱われます。レシートも店ごとに分けて保管してください。
90日の期限の中で出国する場合
出国時の税関確認には90日の期限があります。出国日は、税関確認がその期限の中に収まるように決めてください。
空港で現金を受け取れるかを知りたい場合
空港で現金を受け取れるかは、2026年8月19日時点で未発表です。協会は現金を返金方法の一つとして挙げていますが、どの事業者が現金に対応するかは示していません。
返金までの日数を知りたい場合
返金までの日数は、2026年8月19日時点で未発表です。カウンターで返金を行う事業者を確かめ、日数を書面で確認してください。
返金から手数料が引かれるかを知りたい場合
旅行者の返金から手数料が引かれるかと、その率は、2026年8月19日時点で未発表です。協会は、返金に必要な費用を、免税店が事業者を選ぶときに比べる項目として挙げています。
カードの名義と旅券の名前が違う場合
カードの名義と異なる名前の扱いは、2026年8月19日時点で未発表です。支払う前に、カウンターに確かめてください。
食料品を買う場合(軽減税率8%)
飲食料品には軽減税率8%が適用されますが、免税上の扱いは2026年8月19日時点で未発表です。食料品も他の品と同じ返金になると決めつけないでください。
家族の分をまとめて買う場合
購入記録と返金は、カウンターで支払う購入者に紐づきます。支払う前に、どの人の情報で記録されるかをカウンターに確かめてください。
グループのメンバーがそれぞれ別の店で買う場合
メンバーごと、店ごとに購入記録が作られます。買い物を複数の店に分けた場合、購入ごとに返金が分かれる前提で考えてください。
税込10,000円の品に含まれる税額を確かめる場合
税込価格に含まれる税額は、税込価格の1/11です。10,000円の品なら909円で、返金額の算出はこの税額をもとにします。
カウンターがどの事業者で返金するか分からない場合
返金の形は店ごとに決めるため、カウンターによって事業者が違うことがあります。どのパターンか、どの事業者が返金するかを、店に確かめてください。
2026年8月19日時点で未発表なのは何で、最初にどこで出るのですか?
2026年8月19日時点で未発表なのは、返金から手数料が引かれるかとその率、返金までの日数、空港での現金の扱い、カードの名義と異なる名前の扱いの四点です。これらが公表されるとすれば、観光庁の消費税免税店サイトと、全国免税店協会のページが最初の出どころになります。
それまでは、カウンターで返金を行う事業者を確かめ、その事業者の条件を支払う前に読んでください。
河原町で免税を使うとき、よく聞かれる質問は何ですか?
2026年11月1日以降も、店頭で税込価格を支払うのですか?
はい。リファンド方式では、店頭で税込価格を支払い、税関の確認の後に消費税相当額が返金されます。
10月31日までの購入は、どう扱われるのですか?
2026年10月31日までの購入は旧制度で、レジで税額が引かれていた方式です。2026年11月1日の購入からリファンド方式になります。
税込10,000円の品に含まれる消費税はいくらですか?
税込価格の1/11で、10,000円の品なら909円です。
返金は出国する前に受け取れるのですか?
受け取れません。税関が持ち出しを確認した後に返金されます。
出国時の税関確認に期限はあるのですか?
あります。リファンド方式では、出国時の税関確認に90日の期限があります。
空港で現金を受け取れますか?
2026年8月19日時点で未発表です。協会は現金を返金方法の一つとして挙げていますが、どの事業者が対応するかは示していません。
返金までに何日かかりますか?
2026年8月19日時点で未発表です。カウンターで返金を行う事業者に確かめてください。
返金から手数料は引かれますか?
引かれるかどうか、率はどうかは、2026年8月19日時点で未発表です。
返金登録は必要ですか?
旅行者への返金登録の案内が新たに必要になります。登録の方法は、契約中の承認送受信事業者または返金事業者に確かめてください。
8%の軽減税率の食料品は、この買い物の対象になりますか?
免税上の扱いは、2026年8月19日時点で未発表です。
カードの名義と旅券の名前が違うとどうなりますか?
扱いは、2026年8月19日時点で未発表です。支払う前にカウンターに相談してください。
カウンターでは誰に聞けばよいのですか?
まず店に聞いてください。返金そのものについては、店が契約している承認送受信事業者または返金事業者に確かめてください。
出典
一次情報のみ。確認した日付を併記しています。
- 観光庁 消費税免税店サイト2026年10月12日確認
- 全国免税店協会2026年10月12日確認