そろえる書類と、当日の持ち物
免税 3都市で買った分は2026年に合算されるのですか
周遊すると買い物が何店にも散ります。下限は店ごと・日ごとで数えるため、都市をまたいでも足し合わさりません。2026年11月1日以降に何が合算されるのかと、動線の組み方をまとめます。
更新 2026.09.01
目次
免税の下限は税抜5,000円で、買う人ごと・店ごと・日ごとに数えます — 観光庁 消費税免税店サイト(2026年8月19日確認)。東京、京都、大阪と回っても、道中で使った額はひとまとまりになりません。
周遊の旅程でいちばん高くつく誤解がこれで、2026年11月1日の改正でも手つかずのまま残ります。
都市が違う買い物は合算されるのですか
されません。店ごとに、買ったその日で数えます。同じ商店街の隣り合う2軒も合算されないので、問題は距離ではなく店です。
改正が変えたのは1つの店の中の話です。レシートを別のレシートに足せるようにしたわけではありません。
「店ごと・日ごと」とは具体的に何ですか
- 買う人ごと。レジで出したパスポートに買い物が紐づきます。
- 店ごと。レジが別、会社が別、支店が別なら、数え方も別です。
- 日ごと。同じ店で2日買えば、1つの合計ではなく2つの合計になります。
大型店には建物全体で1つの免税カウンターを置くところもあり、その場合は建物が1つの店のように振る舞います。店ごとの運用であって、当てにしてよい規則ではありません。
2026年11月1日に何が変わったのですか
- 一般物品と消耗品の区分が廃止され、同じ店・同じ日に買ったものが1つの合計になります。
- 密封袋が無くなるので、買ったものを旅行中に使えます。
- 消耗品の1日の天井が撤廃されます。
- 税額はレジではなく税関確認のあとに戻ります。
周遊する人に効くのは1行目です。お菓子と化粧品とシャツが混ざったカゴが、届かない半端な2つではなく1つの合計として下限に届きます。
動線はどう組めばよいのですか
- どの分類をどの都市で買うか決める。土産はここ、衣類はここ、と決めてその都市で買い切ります。
- 商店街に散らさず1店にまとめる。小さい買い物をいくつも作るより、大きい1つのカゴが対象になります。
- 建物で1つのカウンターかを先に聞く。フロアをまたいで分けて買う前に確認してください。
- その都市での買い物は1日にまとめる。2日に割らないでください。
- 登録した買い物は空港で手の届く場所に。預け荷物には入れないでください。
変わらないことは何ですか
- 下限は税抜5,000円、買う人ごと・店ごと・日ごと。値札では5,500円です。
- 別の店のレシートは合算できません。同じ市内でも、国内のどこであっても同じです。
- 90日は購入日から数えます。先に寄った都市ほど期限が近くなります。
- 戻る額は税込価格の11分の1です。
- 100万円以上の購入では、シリアル番号など識別できる情報の登録が要ります。
- 別送は2025年3月末で廃止済みなので、都市間の移動も品物と一緒です。
これはどんなときに出てくるのですか
東京・京都・大阪を回るとき
都市ごとに仕切り直しです。持ち越しは無いので、小さい買い物を3回ではなく、都市ごとに1つまとまった買い物を置いてください。
商店街で値段を見比べているとき
見比べるのは自由です。買うのは1店に。同じ通りの3軒は3軒として数えます。
フロアが分かれた百貨店にいるとき
建物一括の扱いかカウンターで聞いてください。一括なら各階が足し合わさります。
その都市の初日に小さい買い物をしたとき
翌日に同じ店へ戻っても、前日に足すのではなく新しい1日の合計が始まります。
連れと一緒に旅行しているとき
パスポートごとに別で数えます。1つの名義でカゴをまとめることが、1つの合計にする方法です。
長い旅程の最初の都市のとき
90日はその購入日から数えます。早い時期に買って長く滞在する形が、いちばん見ておくべき場面です。
食品はこの都市、衣類は別の都市で買うとき
2026年11月1日以降、同じ店・同じ日なら合算されました。都市を分けると合算されません。
乗り換えの合間に駅の店を使うとき
ホームでの短い買い物が単独で下限に届くことはまれで、次の都市で足されることもありません。
入国と出国の都市が違うとき
確認は日本を出る場所で行います。道中で登録したものは全部そこに揃っている必要があります。
荷物を軽くするため家に送りたいとき
免税品の別送は2025年3月末で廃止済みなので、登録した品物は手元に残します。
最終日に高額な1品を買うとき
100万円以上の購入ではシリアル番号などの登録が要るので、レジで時間を見ておいてください。
レジで免税にするか聞かれたとき
会計が確定する前にお願いしてください。そのとき登録されなかった買い物は、あとから紐づけられません。
2026年8月19日時点で未発表なのは何ですか
どの空港にどんな端末が置かれるのかは2026年8月19日時点で未発表で、入国と出国の都市が違う人にはここがいちばん効きます。税関(2026年8月19日確認)のページにも設置場所は出ていません。
手数料が引かれるかどうか、返金までの日数、現金が残るのか、軽減税率の扱いも未発表です。答えは全国免税店協会(2026年8月19日確認)か観光庁(2026年8月19日確認)に出ます。
よくある質問
東京のレシートを京都のレシートに足せるのですか
足せません。別の店のレシートは下限に向けて合算されません。
同じチェーンの2店舗は合算できるのですか
原則できません。その店が敷地で1つの免税カウンターを運用している場合を除き、店ごとに数えます。
同じ店で2日に分けたら1つになるのですか
なりません。下限は日ごとに数えます。
2026年11月1日でここは変わったのですか
変わったのは1つの店の中で何が合算されるかで、店をまたぐ合算ではありません。
1店でいくら必要なのですか
税抜5,000円で、値札では5,500円です。
連れと買い物を合算できるのですか
買い物は1つのパスポートに登録されるので、1つの名義で買うことが1つの合計にする方法です。
90日は都市ごとに数え直すのですか
数え直しません。購入日ごとに進むので、最初の都市がいちばん期限が近くなります。
周遊のとき確認はどこでするのですか
日本を出る場所です。登録した品物はそこに揃っている必要があります。
先の都市で買った分を家に送れるのですか
送れません。別送は2025年3月末で廃止済みです。
いくら戻るのですか
税込価格の11分の1です。手数料が引かれるかは2026年8月19日時点で未発表です。
百貨店は1つの店として数えるのですか
建物で1つのカウンターを運用しているなら各階が足し合わさります。分けて買う前に聞いてください。
店を出たあとで登録できるのですか
できません。会計が確定する前に行う必要があります。
出典
- 観光庁 消費税免税店サイト2026年8月19日確認
- 税関2026年8月19日確認
- 全国免税店協会2026年8月19日確認